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ご依頼をお考えの方へ

UYNA/中川雄斗建築設計事務所では、「消費されない建築と地域」を目指して、建築や内装、リノベーションの企画・設計・監理からコンサルティングやリサーチ、まちづくり、ワークショップやイベント、家具や什器の設計・プロダクト開発まで、小さなものから大きなものまでご提案いたします。まずはお気軽にご連絡ください。

コンセプト=「消費されない建築と地域」

当事務所は「消費されない建築と地域」をコンセプトに掲げて活動している事務所です。
建築単体の設計だけではなく、リサーチやまちづくり、ワークショップなどを行いながら地域にも関わっていくことで建築と地域の両方が絡み合いながら消費されない体系を構築していくことを目指しています。

「消費されない」とは

「消費」とは何かがなくなることであり、学生時代に毎日聞いていた好きな音楽アーティストへの興味や熱量がなくなってしまうという経験から考えるようになった概念です。
具体的なイメージとして、建築の老朽化、バラバラな状態の資源や事業、固有性の喪失、単純化や記号化や模倣による陳腐化、などが原因で、物理的な持続が難しくなることや、地域のシステムが崩壊することや、価値や魅力や愛着がなくなることなどです。
このように物理的にも概念的にも消費されることによって建築の空き家化やまだ使える建物が解体されたり、地域の人口減少につながっていくと考えています。

「消費されない」とは、そのような消費に抵抗することであり、「消費されない」=”未来や記憶に残り続ける”建築と地域を目指すことであると言い換えることができます。
例えば、時間の流れの中で愛着や興味が続くものや、記憶に残り続けるもの、様々な人とモノが自由につながりネットワークを作っている状態や、柔軟に持続して未来に残るモノや仕組み、などが消費されない状態です。

消費されない建築と地域のために

消費されない建築と地域を考える上で以下のポリシーを掲げます。

  1. 建築と地域の両方が影響を与え合う体系を構築する
  2. 多様な人・モノ・事業を連鎖させる
  3. 代替されない・単純化されないあり方や奥行きをつくる
  4. 柔軟に変化や更新性を取り入れる
  5. 建築との多様な接点をデザインする

消費されないためのサービス

以上のようなコンセプトやポリシーを達成するために、以下の事業を単独でも行いながら適宜、建築設計と組み合わせて行きます。
設計以外の事業に関わるご依頼も可能です。お気軽にお問い合わせください。

リサーチ・アーカイブ化

地域の資源・歴史・民俗などをリサーチして、アーカイブ化していきます。
建築設計の中でそれぞれの資源等を組み合わせたりつないだりすることも目指します。

未完成から始める

建築の竣工時に全てを理想形にするのではなく、未完成の状態で竣工とし初期費用を抑えながら、事業収益が得られた段階で都度改修や修繕を行い、徐々に建築を変化・進化させていきます。

ワークショップやイベント

地域リサーチを地域の方々と行なったり、そこで得られた文化や民俗風習を体験したり、施工や修繕のワークショップ、現場見学会、空き家ツアー、社会実験などのワークショップやイベントを開き、建築との接点を増やすことを身体で建築を学ぶ機会を増やします。

空き家利活用

空き家の利活用について既存建物の調査を行なったり、調査結果・土地・法律を分析してどのような活用方法に可能性があるかご提案したりします。
また、空き家の持主と借り手をマッチングするため、空き家ツアーやイベントを開催します。
もちろん空き家の改修設計

まちづくり

面的な一体に価値や魅力がでるように、エリアリノベーションの考え方を取り入れてまちづくりを行います。
自身でも空き家を借りたり購入してエリアの魅力向上に寄与します。

人・モノ・資源・事業の連環づくり

リサーチや建築設計、まちづくりをしていく中で、発見した資源やモノ、つながった人、事業などをつなげていき新しい循環・生業・魅力をつくります。
建築やまちづくりは様々なものが関わり、集まるメディアでもあるため、活動の中でゆるやかな連環をつくります。

持続づくり

建築をつくって終わりではなく、時代の変化に柔軟に対応して変化していくことのできるデザインや仕組みを考えます。
また、修繕やメンテナンスのワークショップを開くなど、建築を長く使って育てる文化を育てていきます。