一般的な住宅の場合の流れをご説明いたします。 建築以外のご相談や規模や用途やによっては異なる場合がありますが、大きな流れ似たようなものになります。
まずは電話やメールなどでお気軽にお問い合わせください。その後、事務所に来ていただいて直接お会いするかオンラインにてご相談内容をお聞きします。ご予算、建物の使用開始希望時期、土地やテナント、ご要望などの条件や想いをお聞かせください。ご相談は無料です。 ここで、料金や事務所の特徴、進め方などを詳しくご説明をいたします。
※土地やテナント、要望が定まっていなくても問題ありません。場所の選定、調査等、設計に事前に必要な内容に関しても可能な限り協力させていただきます。 ※設計監理業務契約に至らない、土地や物件運用のコンサルタント・調査・リサーチのみのご依頼はコンサルタント費・リサーチ費を頂いております。
法律や要望の整理などと合わせて、消費されないために、地域の歴史や気候、使えそうな資源などのリサーチを行い設計に組み込めそうな素材を探していきます。 自分が住んだり、活動する土地をさらに深く知るためにも一緒に勉強してきませんか。実際に工場を見学に行ったり、詳しい話を聞いたり、素材を使って事前に実験を行ったりして可能性を探ります。 リサーチは設計期間中も引き続き行いながら設計を進めていきます。 リサーチで得られた地域の情報や資源は私たちで運営しているアーカイブで公開させていただきます。(アーカイブは現在準備中)
※アーカイブの公開については、個人情報や機密情報に関わる部分は十分に配慮いたします。
※土地が決まっていない段階でリサーチから始めることも可能です。
※期間や内容についてはご希望の利用開始時期に応じて調整いたします。
プレゼンテーション作成前にプレゼンテーション契約を交わさせていただきます。
その後、ご要望や条件、リサーチにて深まった地域の情報や資源などをもとに、複数案のプレゼンテーションを作成いたします。模型・CG・図面・イラストなどを用いて分かりやすいプレゼンテーションを行います。また私たちは建築が存在するためのあり方(建築のコンセプトよりさらに抽象的な部分)を大切にしていきたいと考えています。そういったものをお施主様の想いや地域の様々なものと組み合わせてご提案いたします。
※プレゼンテーションは有料です。プレゼンテーション契約時に一般的な住宅程度で10万円の費用を頂いております。
※設計監理業務契約に至らない場合は、ご提出したプレゼンテーション資料一式はご返却いただきます。
※設計監理業務契約に進む場合は、プレゼンテーション費は設計監理費の前金として差し引きます。
プレゼンテーションにより、当事務所と一緒に建築をつくりたいと思っていただけたら、設計・監理業務契約を交わさせていただきます。今後の打ち合わせを重ねていくうちに、初期の建築のあり方や間取り、形などからどんどん変わっていきます。
※契約を交わす前に「設計料のお見積」をご提出いたします。(料金やお支払いについてはこちらをご参照ください。)
基本設計の段階では、建築の配置・間取り・大まかな形・構造・設備などの概要をまとめていきます。模型・CG・図面・イラストなどを用いて2週間に1回程度の密な打合せを重ねていきます。 基本設計の初期はプレゼンテーション案にこだわらず、複数案でさまざまな可能性を探っていき、徐々に1つの案に絞っていきます。
実施設計の段階では、施工会社にお施主様の思いを伝えるための詳細な図面をまとめていきます。詳細な素材や設備の仕様、コンセントの位置、造り付け家具などの詳細な仕様や使い勝手をさらに打合せを重ねて決めていきます。こちらも図面・模型・素材のサンプル・メーカーのカタログ、ショールームで実物をみたりして検討していきます。
図面がまとまったら、数社の施工会社に見積りを依頼します(単独の場合もあり)。その後、提出された見積書の精査や、ご予算に応じた減額案をご提案して、コストを調整します。金額がまとまったら、施工をお願いする施工会社を決めて工事契約を行います。(工事契約はお施主様と施工会社が結ぶものとなりますが、当事務所も立ち会います。)また、並行して各役所への届け出や確認検査機関に確認申請を提出します。
※お願いしたい施工会社がある場合はご対応可能です。ご相談時にお伝えください。
※地域や内容によっては、確認申請が不要なものや、事前に手続きが必要なものもございます。
工事契約を結んでいただき、確認申請済書が発行されたら、工事が始まります。施工会社に各工程が始まる前に施工図を提出していただき承認したり、定期的に現場に出向き打合せを行ったり、実物を見て設計図通りに工事が行われているか、スケジュール通りに進んでいるかを細かくチェックしていきます(現場監理)。最終的に現場で判断する部分も出てくるかと思います。その際は、図面・模型・CGなどで再度検討を行い、各工程毎にお施主様と協議を行います。また、現場の進捗状況や施工図の承認等の資料を提出し、現場の状況をご報告します。
また、必要に応じて地域を巻き込んだ現場見学や施工ワークショップなどを開くことも可能です。(初回のご相談の際にご要望と合わせてお伝えください。)
建物が完成したら、各役所や確認検査機関へ報告書を提出し、完了検査の立会いを行います。 またお施主様立会のもと最終確認をします。建物に関する不具合に対しては補修や手直しをしてもらい、書類や鍵の受け渡し、工事費の支払いや精算についても確認します。
お引き渡し一年後に施工会社と一緒に無償の一年点検を行います。補修が必要な箇所はしっかりと補修いたします。
使い勝手や家具の購入や塗装の塗替え、設備機器の入替え、建物の手入れの仕方などちょっとしたことや気になる箇所などは随時ご相談ください。
※一般的な住宅の場合で2週に一回くらいの頻度で打ち合わせを行います。
※WEB会議での打ち合わせも可能です。
打合わせの内容によっては実際にお会いして模型やサンプルを見ながらの打合せをご提案させていただきます。
SCHEDULE
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ご相談
0ヶ月目(ー)ご相談は原則無料 -
リサーチ報告
1ヶ月目(約1ヶ月)設計・監理業務契約に至る場合は無料
ご契約に至らない場合はコンサルタント費・リサーチ費等を頂いております。 -
プレゼンテーション
2ヶ月目(約1ヶ月)一般的な住宅程度で10万円(規模や難易度に応じて調整いたします)
設計・監理業務契約に至る場合は、設計監理費の前金として差し引きます。 -
設計・監理業務契約
2ヶ月目(ー)契約時に業務報酬額の10%をご請求 -
基本設計完了
5ヶ月目(約3ヶ月)基本設計完了時に業務報酬額の25%をご請求 -
実施設計完了
8ヶ月目(約3ヶ月)実施設計完了時に業務報酬額の40%をご請求 -
見積・確認申請
10ヶ月目(約2ヶ月)施工会社との工事契約時に業務報酬額の15%をご請求 -
工事・現場監理
(工事期間:約6ヶ月)工事期間は規模、用途、立地、社会状況などによって変わるためあくまで目安としてください。工事開始前に施工会社に工程表を作成してもらいます。
※使用開始時期のご要望をご相談時に伝えていただければ、設計段階から竣工時期の調整はいたします。 -
竣工・お引き渡し
16ヶ月目(ー)竣工時に業務報酬額の10%をご請求
※上記は一般的な住宅の場合です。用途、規模、難易度、増改築、建築以外などの条件で変動します。